洗濯機の上のスペースは何cm必要?|ドラム式の機種別の高さと測り方

洗濯機の上に棚や吊戸棚があって、ドラム式が入るか気になっている方に向けた記事です。

本体の高さが棚の下に収まっていても、それだけでは足りません。ドラム式の多くは、本体の上にも空きが必要だとメーカーが決めています。この記事では、必要な高さの考え方と、機種ごとの数字、測り方をまとめます。

 

上に必要な高さは「本体の高さ+上の空き」

洗濯機の上に必要な高さは、本体の高さに、メーカーが指定する上の空き(上方の離隔距離)を足した数字です。上の空きは、各メーカーの据付説明書に載っています。

この空きは、本体の上のフタを開けるために使います。たとえばパナソニックは、洗剤ケースのフタを開けるための空間として指定しています。日立 BD-CG80P は、洗剤投入部のふたを開けると高さが1,127mmになります。本体が棚の下に入っても、フタが開かなければ洗剤を入れられません。

上の空きはメーカーごと、機種ごとに違います。同じメーカーでも、フタの構造が違えば必要な空きが変わります。

 

機種別の必要な高さ

本体の高さと上の空きは、どちらもメーカーの公表値です。右の列は、その2つを足した数字です。

メーカー 型番 本体の高さ 上の空き 必要な高さ
ハイアール JW-FP100A、JW-FP80A、JW-FP8B 943mm 200mm 1,143mm
AQUA AQW-DMS10A 943mm 200mm 1,143mm
日立 BD-CG80P 1,009mm 200mm 1,209mm
パナソニック NA-SD10HBL、NA-SD10UBL 960mm 290mm 1,250mm
パナソニック NA-LX125EL、NA-LX125ER 1,011mm 300mm 1,311mm
パナソニック NA-LX123FL 1,038mm 210mm 1,248mm
パナソニック NA-LX125F、NA-LX127F、NA-LX129F 1,038mm 300mm 1,338mm

いちばん低いハイアール・AQUA と、いちばん高いパナソニックの LX・F系とでは、195mmの差があります。

パナソニックの NA-LX123FL と、ほかの LX・F系は、本体の高さが同じです。それでも上の空きが90mm違うため、必要な高さも90mm違います。棚の下に置く場合は、本体の高さだけで比べないでください。

ほかの機種は順次追加します。

 

上の空きの測り方

防水パンの上面から、上にある棚や吊戸棚の下面までを測ります。床から測ると、防水パンの高さの分だけ数字が大きくなります。水栓の高さと同じく、防水パンの上面を基準にしてください。

測るのは、置き場の上でいちばん低い所です。棚板の下に棚受けの金具が出ている場合や、吊戸棚の下に照明が付いている場合は、その下端までを測ります。

防水パンがない場合は、床から測ります。

ほかの場所の測り方と順番は、ドラム式洗濯機の設置スペースの測り方にまとめています。水栓の高さも同じ基準で測るので、あわせて洗濯機の水栓の高さの測り方をご覧ください。

 

本体を持ち上げると、上の空きが減る

排水口が本体の真下に来る場合は、かさ上げ台などで本体を持ち上げることがあります。本体が上がった分だけ、上に必要な高さも増えます。

たとえば日立 BD-CG80P は、別売の直下排水キット(HO-BD5)を使うと、本体が50mm高くなります。この場合、上に必要な高さは1,209mmから1,259mmになります。

一方、ハイアールと AQUA は、排水口が本体の下にあっても付属の部品でつなげます。本体の高さは変わりません。

排水口が真下に来るかどうかの見分け方は排水口が洗濯機の真下に来るときに、かさ上げ台が要るかどうかはかさ上げ台が必要なケースにまとめています。上の空きは、排水口を確かめてから判断してください。

 

高さが足りないときの選び方

本体が低く、上の空きが小さい機種を選ぶ

必要な高さがいちばん低いのは、ハイアールと AQUA の1,143mmです。どちらも奥行60cm以下の機種で、水栓が低い置き場にも向いています。違いは奥行60cm以下のドラム式洗濯機で比べています。

パナソニックで選ぶ場合は、NA-LX123FL(1,248mm)か NA-SD10 シリーズ(1,250mm)が低めです。防水パン640に置く場合の条件は、防水パン640に入るドラム式洗濯機にまとめています。

棚の位置を変えられるか確かめる

棚が可動式なら、位置を上げたり外したりできることがあります。賃貸で、棚が建物に固定されている場合は、外す前に管理会社へ確かめてください。

 

測った数値で確かめる

測った数値を入力すると、候補の機種がその場所に設置できるかを判定できます。上の空きは、排水口の位置に応じて本体が持ち上がる分も含めて判定します。

【判定ツールへのリンク枠】

 

まとめ

洗濯機の上に必要な高さは、本体の高さに、メーカーが指定する上の空きを足した数字です。上の空きは機種によって200〜300mmと幅があり、本体の高さが同じでも必要な高さが変わります。

上の空きは、防水パンの上面から棚の下面のいちばん低い所までを測ります。排水口が本体の真下に来て本体を持ち上げる場合は、その分も足して考えてください。

すでに「設置できない」と言われた場合は、洗濯機を「設置できない」と言われたときの選択肢で理由別に整理しています。


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